シンガーソングライター　植松淳平

　今日は健康のことを。４４歳の時、体の調子が悪くなりました。動悸・はき気・不眠・げっぷが続き、仕事から帰ると気分がふさぎました。内科でいろいろな検査をしてもらっても異常なし。それで心療内科に行きますと「燃え尽き症候群」、仕事やりすぎ、気分転換が必要と言われ、精神安定剤を。しかし、精神安定剤（睡眠薬）を飲むと効き過ぎて起きられなくなりました。
　それで、どんなにしんどくても絶対に精神安定剤を飲まないと決意。医者も行きませんでした。いわゆる自律神経失調症です。ライブ活動はしてました。でも、それは気分転換にはなりませんでした。その時思い出したのが、子供のころに行った神戸の有馬温泉です。
　とにかくすがる思いで、有馬の共同浴場へ。あの熱い金泉に入った時、多分５０度近い高温であったと思うけどめっちゃ熱い湯に体を浸した瞬間、（ひょっとしたらこの病気これでなおるんじゃないか）と感じました。それから有馬通いの毎日。でも、遠いので和歌山市内の花山温泉（ここも天然温泉）に毎日行くようになりました。
　毎日花山温泉に行くようになって１か月ぐらいたつと、不思議な夢を見ました。仙人のような白髪のじいさんが夢に出てきました。目が覚めた時、何となくこの病気がなおったんだと思いました。でも、それ以後も気分転換するように心がけています。「温泉へ行く」「森林浴や土の上を歩く」「自然に親しむ」などです。
　和歌山県内の温泉はほとんど入りました。県外では、有馬をはじめ山口県の俵山温泉、鳥取県の三朝温泉などに行きました。とくに三朝温泉の桶屋旅館には定期的に行った時期がありました。県内では本宮町の湯の峰温泉がお気に入りです。少し長くなりましたが、やはり健康第一、心の健康も第一ですね。また、健康談議やるかも。