2021年07月05日

北アルプスなどの山小屋について!



  槍沢ロッジ(北アルプス) 




 写真は、昨年9月に、槍ヶ岳

に登った時、宿泊させていただ

いた槍沢ロッジさんです。



 上高地から、歩いて5時間あ

まりのところにあります。


 さて、先日、北アルプスの山

小屋さんのグループの代表者

さんが、政府に申し入れをした

そうです。



 昨年から新型のコロナウィル

スの流行で、感染対策の上か

ら、それぞれの山小屋が、定員

の半分以下にして、営業つづけ

経営が苦しくなっていると言うこ

とです。




 実際、昨年は、北アルプスで

は、閉鎖してる山小屋もかなり

ありました。


 営業している山小屋でも、い

つもの年より、期間が短くなっ

ており、感染防止から、定員

の半分以下しか予約を受け

付けないようにしています。



 このままの状態が続けば、

数年以内に、大半の山小屋が

営業できなくなり、廃業の可能

性もあるとのことでした。



 山小屋は、通常の宿泊施設

とは、ちがう側面をもっていま

す。



 ひとつは、登山者に宿泊、休

憩、食事の場を提供することで

す。


 もうひとつは、登山道の整備

です。


 そして、三つめは、遭難者の

救助です。


 実際、私が、2年前、奥穂高

岳に登った時は、山小屋のス

タッフさんが、登山道の修理を

されていましたね。


 私たちが、安心して登山でき

るのは、登山道がきちんと整備

され、ところどころに、宿泊や休

憩できる山小屋があるおかげ

だと思います。



 日本が誇る山小屋文化です

ね。


 世界遺産となった富士山のよ

うに、上高地でも、入山料をと

ればいいのか、そのあたりは

よくわかりませんが、何かい

い打開策を、考えなくてはと

思いますね。ik_08

 
   


Posted by 植松淳平 at 23:07Comments(0)スポーツ・山歩き